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キレイでユニークな女子ビジネス

【日本・アフリカ ビジネスウーマン交流 公開シンポジウム@横浜】レポート


2月3日、横浜市で日本とアフリカのビジネスウーマンが交流する公開シンポジウムが開催されました。このシンポジウムは横浜市とJICAが共同で実施している「アフリカ女性起業家支援セミナー」の一環として実施されたものです。

横浜市の林文子市長とキャロライン・ケネディ駐日米国大使の基調講演、株式会社サカタのタネのアフリカでの支援活動紹介に続き、アフリカ、日本の女性起業家の活動事例や今後の計画に関するディスカッションが行われました。

横浜市長と女性の起業

横浜市の林文子市長はアメリカの雑誌『フォーチュン』の「米国外のビジネス界『最強の女性』」で10位に選ばれたこともある、伝説の自動車トップセールスウーマンです。

女性は男性のアシスタントになるのが当たり前の時代、転職を繰り返していた林氏は、車を売りに来たセールスの人を見て「自分も出来るかも」と思い、自動車セールスの世界に飛び込みます。そして、女性販売員に対する風当たりが強い中、男性顔負けの熱心な仕事ぶりで驚異的な実績を残し続け、数々の有名企業の経営を任されるまでになりました(参考: Wikipedia)。

仕事と子育ての両立に悩み泣く泣く仕事をやめる女性を経営者時代に見た経験から、市長に就任した現在は女性の活躍を支援することを使命とし、横浜市を日本一女性が働きがいのある都市にするために、待機児童数が2年連続で全国ワースト1位だった横浜市を待機児童0にしたり、最大200万円までの助成金を交付する等、女性が働ける、女性が起業できるサポート体制を積極的に構築しています。

アフリカと日本の女性起業家による事例紹介

女性の置かれている状況は世界共通のようで、アフリカでも起業に際し①資金問題、②家庭と仕事の両立、③男性ばかりの業界に参入する困難があったそうです。また、豊かな日本では意識することのない地域の問題(児童の労働問題、貧困問題等)にも積極的に取り組んでいるとのことでした。

途上国の開発や人道支援に対する日本とアメリカの拠出額は両国で世界の40%近くに上るそうですが、やはり財政的支援は不可欠なようです。アメリカ政府から支援を受けた女性から「支援を受けたから成功出来た」というコメントがありました。

交流会

ディスカッション後の交流会では、各国の展示ブースでビジネスを紹介する記事や商品の展示があり、女性参加者は勿論のこと、男性参加者も会話を楽しんでいました。

アフリカの女性起業家はどの方も非常に有能でエネルギッシュでした。今までの専門と全く異なる分野で仕事を始めて成功した方もおり、経済的にも、社会的理由からも、アフリカで成功するには日本以上に力が要るのではないかと感じました。

日本だけでなく世界各国で女性が活躍し始めていること、そして、パワフルな女性は世界中にいるのだということを実感した一日でした。

TEXT: 中田めぐみ