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キレイでユニークな女子ビジネス

人脈もお金も無いけど起業出来る?


質問

アイデアはありますが、ずっと専業主婦だったため人脈もお金もありません。そんな状態でも起業する人はいますか?
 

回答

起業を考えるきっかけは「自分でやりたいビジネスがある」「社会のこの部分を変えていきたい」など人によってさまざまですね。

しかしご質問にもあるように人脈や資金、そして専門的なスキル、そういった条件が満たされていないことに不安を感じる人はたくさんいます。

ゼロの状態にきちんと向き合えるかをまず考えよう

手探り状態で未知の世界に踏み出すわけですからそういった不安を抱くのは自然なことではありますが、条件が満たされていないから起業はやめようという考えが捨てきないのであれば、そもそも起業しビジネスを進めていくこと自体を見直した方がいいかもしれません。

なぜなら、条件が整っていない状況をいかに打破し前進していくかを考えることそのものが起業するということだからです。

コネや人脈がない、ではどうするか? 資金がない、ではどうするか? ライバルが出現した、持っているスキルでは対応できない、顧客からクレームがきた…起業すれば次から次へと出てくる問題に対峙しクリアしていくことに向き合えるほど起業というものに情熱と時間と労力を使えるかどうか?まずご自身に問いかけてみてください。

起業すればあなたは興したビジネスのすべてに責任を負わなければいけない立場となるのですから、解決法も自身で探していくという意識がまず不可欠です。

クリアする方法はいろいろある

いろんな問題にぶち当たってでもこのビジネスをしたい!と思うのなら、次はそれらの問題に今の時点で対応できる方法はないかを考えてみましょう。

たとえば人脈がなく業界内にコネクションがないという問題については、①異業種交流会に参加する②友人や知人から紹介してもらう③SNSを利用して直接コネクションを図る等の方法があります。

SNS特に現代はネットが普及しSNSの利用者も増えてきていますから、人脈をつくるきっかけは昔に比べればずいぶん簡単に得られるようになりましたね。

つながりたい人のブログの読者になったり投稿にコメントしたり、facebookの公開グループページに参加したりといろんな方法を実践してみましょう。

「こういうことが知りたいので教えて欲しい」と率直かつ真摯に質問すれば、意外と好意的な反応が得られるものです。また資金がないという問題については①起業予定者が利用できる融資商品や助成金を利用する②親や兄弟などから借りる③資金がかからないよう工夫する等の方法があります。

現在は国主導で起業家をサポートしようと動いている政策がありますから、行政の担当窓口や日本政策金融公庫などに相談するといいですね。

また無料で利用できるビジネス関連のツールやテンプレートを活用したり、オフィスは借りず自宅で起業するといった方法で初期投資を抑えれば、業種によっては資金ゼロでも起業することは十分可能です。

起業前に勉強しつくす必要はない

このように、起業する上で足かせとなるであろうハードルを一つずつ、できることから実践してみることが大切です。ブログにコメントする、交流会や勉強会に参加する、紹介された人にどんどん会ってみるなど、簡単なことからでかまわないのでどんどんやってみてください。

他人から聞いた経験談や口コミ・ネットでの情報をどんなにたくさん仕入れてみても、それは「知っている」だけであって「分かっている」わけではありません。

うまくいけばそのまま進めればいいですし、うまくいかなければ修正してやり直せばいいだけ。このトライ&エラーという作業を繰り返すことでいろんな場所にあなたという種を蒔いて存在を知らせていきましょう。

どんなにネットが一般的に利用されるようになっても、ビジネスの世界はまだまだリアルなつながりを大切にする世界です。こうした小さな努力を重ねていくことで、実際に起業した後、いざという時に助けてくれる仲間や資金や経験という大きな実りとしてあなたに返ってくるでしょう。
長野 由美子
本業の傍ら女性起業家支援団体に所属し、起業予定から起業後5年前後までの女性起業家の各種支援を行っている。女性起業家対象の交流会・研修会の企画運営、専門機関と連携しての経営全般や法人化・税務・労務・広告戦略などの各種相談受付、行政機関と連携しての起業関連イベントの企画運営などを担当。