Pages Navigation Menu

キレイでユニークな女子ビジネス

仕事を辞めて起業する女性達


女性が会社を辞める背景とは

「女性も働きやすい会社」だと思って就職したけれど、1年、3年と経つうちに同僚の女性たちが結婚していき、復職せずに辞めていく。自分にも仕事が任されるようになってきたけれど、女性の管理職はゼロ…。こういった会社は、日本にはとても多いと言われています。また、「女性の側も管理職になりたがらない」というアンケート調査もあり、多くの女性から「女性が働き続けられる仕組みがない」「男の人の理解がない」といった声も聞かれます。

女性が働きにくい原因の一つには、各ハラスメントの問題もあります。男性社員から「まだ結婚しないの?」「妊娠したら仕事をやめるんだよね?」「いつまでこの仕事続けるの?」など、ひどい言葉を浴びせられたり、職場でのセクハラに悩む女性は少なくありません。まだまだ男性優位の会社が多い中で、女性のストレスは溜まりに溜まっているのが現状です。

「会社に勤めていても先が見えない」「男性と同じようには働けない」といった気持ちから、仕事を辞めて起業する女性たちがいます。いくつかの例を見て行きましょう。

女性が働きやすい社会を目指して起業

ひとつは、「女性が働きやすい社会を目指して起業する」タイプ。勤めながら感じた不自由さや理不尽さを元に、女性が働きやすい仕事をコンサルティングする、出産や育児で正社員の時間では働けない女性向けの会社を設立するといったケースです。女性社長となって「働きやすい会社を作っていく」、というリーダーシップのある女性や、「同じ悩みを抱えている女性の力になりたい」など、活動に対する目的がはっきりしているのが特徴です。他の起業家とコラボレーションしたり、助けあったりしながら、事業を行っている女性が多いようです。

今までのキャリアを更に伸ばして起業

もう一つは「今までのキャリアを更に伸ばして起業する」タイプ。飲食業界に勤めた経験をいかしてカフェをオープンする、アパレル業界にいた経験を活かして、リサイクルショップを始める、経理の仕事経験を活かして行政書士になる…などなど、今までのキャリアとこれからの起業が直結した仕事なら、余り迷わずに始められるでしょう。ミニ起業でスタートする場合には、開業資金や準備、取引先からの信用も得なければならないなど、課題も多いですが、やってみる価値のある起業となります。

abce
全く異なるジャンルで一から起業

会社を辞めたことをきっかけに、今までやりたかったことで起業する人もいます。会社員からイラストレーター・漫画家、作家といったクリエイティブな活動を始める人もいますし、カフェやセレクトショップを経営する人、ファイナンシャルプランナーや行政書士、税理士など資格が必要な仕事にチャレンジする人もいます。

会社員として、毎月当たり前のようにお給料がもらえる生活から離れるとなると、不安も多いのが現実です。それでも、「一度きりしかない人生」と思い切って始めることで、結果がついてきた例も多くあります。

どんなジャンルであっても、今までの仕事が無駄になるということはありません。営業職で頑張った経験が、フリーランスになってからの交渉に役立ったり、以前勤めた会社が取引先の候補になることも考えられます。会社員時代に知り合った人との人脈が、新たな仕事の縁を運んできてくれるかもしれません。起業には人との縁が不可欠ですから、仕事を辞める際も円満に退社し、良好な関係を築いておくのも大切になります。

会社員として勤めた時に培ったビジネススキルを活かしつつ、自分らしく出来る仕事でミニ起業した女性たちからは、「会社員時代のストレスが減った」「自分や他の女性達も働きやすい仕事が出来るようになった」「今までの経験が無駄にならず、自由度が増して嬉しい」などの声が聞かれます。何もしなくても仕事がある状態から、自分から仕事を創る「起業」へ。新たなキャリアを切り開く手段のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか。

参考
日本企業の女性管理職比率が低い理由(アンケート調査部分) / PRESIDENT Online