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キレイでユニークな女子ビジネス

青森)活版印刷で起業【Planning & Products乙】


デザインの面白さを伝える工房をオープン

青森県ではベンチャー大賞ビジネスプランコンテストを主催していますが、2012年度の優秀賞受賞者である成田雅美さんが、活版印刷の工房【Planning & Products 乙】を起業しました。 この工房は、少量の活版印刷物も発注可能で、企業だけでなく一般の方々にもフレンドリーな作業場です。

活版印刷とは “活版(活字を組み合わせて作った版)で印刷すること” (Wikipedia) ハンコのように、凹凸の凸面にインキをのせて刷る昔ながらの印刷技術のことです。

質感

インクのかすれ具合等、活版印刷では文字一つ一つに存在感を出すことが出来ます。

print見たらつい触りたくなるような、印刷部分の凹みもそうです。(活版印刷は五島列島でも4代目女子が修業中

成田さんが昔ながらの活版印刷を選んだのは、デジタル画面で確認したデザインと出来上がった印刷物のイメージが違っていたという経験があったからだそうです。

細かい部分を自分で感じとりながら作業がしたいと、日本政策金融公庫の支援を受けて、中古の活版印刷機を購入。

以前は県外で仕事をしていましたが、県内の商品については「素材はいいのに、包装などのデザインで自分たちの魅力を引き出す仕掛け作りが足りない」と感じることがあったそうです。

実験場でも遊び場でもある工房で、多くの人に商品デザインや印刷体験をしてもらい、県内にデザインの面白さや大切さを届けたいとのこと。社名の「乙」は、甲乙丙の乙で、「甲」でなくても少し面白い「乙」のデザインを広めたい、という意味が込められています。

和紙一味違う名刺やグリーティングカードを求める一般の顧客にも、デザインの企画や印刷機のレンタルをする予定だそうです。

成田さんは和紙にも詳しいそうで、ざらざらした紙にお洒落な凹凸のデザインの名刺をもらったら、つい見入ってしまいそうですね。

TEXT: 中田めぐみ

参考
あおもり発ベンチャー大賞ビジネスプランコンテスト2012審査結果 2014年1月4日東奥日報「版印刷でデザインの面白さを」 2013年3月24日RAB青森放送あおもりベンチャー大賞夢起業ビジネスプランコンテスト