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キレイでユニークな女子ビジネス

ツッコまれピッチ!吉本流プレゼンの極意、教えまひょ」参加記録


11月27日に実施された、大阪市都市計画局主催、吉本興業株式会社協力の、「ツッコまれピッチ!吉本流、プレゼンの極意、教えまひょ。」というイベントに参加しました。

不思議なタイトルがついていますが、投資家や顧客企業へのプレゼンのことをpitchというそうで、「(プレゼン内容ではなく)プレゼンの仕方にツッコミを入れる」というイベントでした。

ツッコミを入れるのは、これまで数えきれないほどのビジネスプランもしくは芸人に駄目出しをしてきた吉本興業株式会社、地域活性推進室の中井秀範氏、社長室の木村深雪氏、及び、投資家兼切込隊長として知られる山本一郎氏です。

掴みが大事

「掴みはとても大事です。」繰り返し、そんな説明がありました。投資家はプレゼンを見飽きて退屈しているので、インパクトを与えてワクワクさせることが何より重要なようです。また、掴みに成功すると「忘れにくい存在」にもなれます。

「人」の心を掴むのは「人」

プレゼンを聴きながら感じたのは、ビジネスプランそのものが論理的に考えてA+な場合、審査する側はプレゼンの方法に関係なく興味を持つが、大半は「人物(の印象)」を重視する、ということです。一傍観者としても、確かに「何に」よりも「誰に」で判断してしまうな、と感じました。我々の心は動き、そして話す「人間」に強く揺さぶられます。

ツッコまれる対象の登壇者は、起業家の卵というよりは既に走り出している、もしくは1キロ位走ったのではと思われる社長さんばかりでした。大阪だからなのか、ツッコミどころをわざと準備していた人もいましたし、クライアントとのトークに慣れているからなのか、どの方も普段のトークではツッコミの相手が上手そうな感じがしました。

ピッチには笑顔よりもメンチの切り方、いえ、「優しさよりも強さ」

服装や手の位置等、人に与える印象に関するツッコミを聴きながら、演出すると好ましいと思われる基本的人物像は、「自信に充ち溢れたパワフルな人」なのだろうと感じました。厳しい競争社会で生き残る強さがどうしても必要なのだろうと思います。

つまり、対投資家には、より男性的なアピールが必要なのだろうと感じました(パワフルな女性が多いアメリカですら、ベンチャーキャピタリストが女性起業家に投資する割合はたったの7%なのだそうです※)。投資家が女性であったりプレゼンをするのが女性のみということならまた話も変わってくるでしょうが、基本的には女性起業家も臨機応変にテストステロンを増減させる必要があるようです。

最終的には「この人と今後も付き合いたいと思うか?」そんなことが決定打になるそうですが、短時間で人間性を伝えるのはなかなか難しいですね。

ただでさえ女性の起業家は少ないのに、わざわざツッコまれに来るような勇敢な登壇者は全員男性でしたが、「人はプレゼンの何処をどう感じるのか」、見る側の感じ方を知るという意味で、とても参考になるイベントでした。

今回は第一回目でしたが、今後も続くとのこと。人のプレゼンから学ぶことは多いです。

TEXT: 中田めぐみ

(参考)
※ How female entrepreneurs can get in the venture-capital game, the Boston Globe