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キレイでユニークな女子ビジネス

「女らしさと怖さ」ゼロからの起業で年商1億(10)


「仕事と女性らしさについて」

仕事をするにあたって、「女性だから・・・」という言葉を誰でも一度は耳にしたことがあると思います。良い意味でも悪い意味でも。

私は、もともと仕事が好きで自分の能力が認められ評価されることに喜びを覚える実力主義のタイプなのですが、女性しかも若いとなるとそれだけで最初は色眼鏡で見られることもありました。

ノーメイクの女性社長

前回(会社を乗っ取られる?)のコラムのような完全に女性だからと舐めきったこともされたわけですが、この一件があったときに、独立前に所属していた企業の女性社長を思い出しました。当時の業界では知らない人はいないマスメディアにも取り上げられていた有名な女性ですが、美人なのにいつもノーメイクで周囲からコワい人と恐れられていました。男性顔負けの強さがある迫力のある人だったのです。

それに比べて、当時の私は、まだ20代という年齢的なこともありますが、どこかにつけこまれる甘さと弱さがまだまだあったのでしょう。男性社会で対等に仕事をするということは、ある意味女を捨てなければできません。

電話で怒鳴りあいのケンカ

独立開業後、一年ぐらいするとそんな私もますます強くなっていきました。ある時、某有名食品メーカー系列販売会社の自分よりひと回り以上年上で管理職の男性担当者と電話で怒鳴りあいになりました。その企業の新製品の販売促進業務を請け負っていたときの事です。

担当者
「今日そっちに頼んでる人(販売促進要員)が現場に来てないって連絡があったけどどうなってるの?」


「え!?そんなはずは・・・。」

担当者
「ちゃんとやってくれてるの?全く・・・大丈夫なの?」


「(ムカッ)それどういう意味ですか!?こっちではちゃんと連絡ありましたし、勘違いじゃありません?」

担当者
「だから、来てないっていってるだろ!!!」(怒)


「ですから!!ちゃんと行ってますって!連絡ありましたし!!」(怒)

「そっちの確認ミスでしょうが!!!」(激怒)

担当者
「なんだその言い方はーッ!!!」(激怒)



(お互いに長い沈黙・・・。)

10話結局この件は、現場の担当者(電話の相手の部下)の確認ミスで、この後「いや~ゴメンゴメン」と言われたのですが、私が頭にきたのはこちらが仕事をいい加減にしているかのような物言いにです。私が真剣にしている仕事を侮辱されたわけですから、黙ってはいられません。

後に、その企業を訪問した時に妙に社員の方々の視線を感じるな~と思ったのですが、この事があってから、私はその担当者を怒らせた人物としてその部署では有名になっていたそうです。でも、その担当者とは以前より話しがしやすくなったことも事実です。

これ以降も、仕事では相手が誰であっても、不必要に気遣わず対等に接していました。周囲からは、より一層コワい人と言われるようになっていき、パートナーが受け持っている企業の男性担当者からは「あの人は苦手なんです。コワそうだから。」とまで言われていました。

今でも親しい人からは、中身はまるでオッサンだと言われます。ノーメイクにはなりませんでしたが(笑)(11話に続く

片山 響子
起業で成功(個人事業ながらも開業2年目で年商1億円以上を達成、その後実務を経験したくなり、譲渡)と失敗(収益率の悪さに嫌気がさし閉鎖)を経験する。現在は自分の自由と、将来への計画に向けて、個人事業を営んでいる。