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キレイでユニークな女子ビジネス

「オーバーフローでパニックに!」ゼロからの起業で年商1億(13)


「オーバーフローでパニック状態に!」

少ないながらも何とか運転資金の融資を受け、初めての大仕事で事務所内はかなり忙しくなっていたのですが、それから1ヶ月もしないうちに、他の企業からも大きめのイベントやキャンペーンの依頼があり、事務所内はパニック状態になりました。

深刻な人材不足

博覧会の方は、開催現地の人材を募集し採用するので、かなりの労力はかかりましたが、ほぼ予定通り進めていく事ができていました。でも、それと重なり、本来の事務所の登録メンバー(80名程)ではとても対応できない事態になりました。

時期的に、どうしてこんなにバッティングするのかと思うほど既に取引のあった企業からの依頼がくるのです。急いで、事務所の方でも断続的に人材の募集をかけ、何とか全ての仕事に対応できるよう必死でした。

募集をかけてもかけても人が慢性的に足りないので、同業他社にまで依頼しました。外注になるわけですが、殆どのところがとても好意的だったのを覚えています。

その中でも2社ほどは、この後も取引が継続するような間柄になり、向こうからも私のところに発注してくれたりと、友好な関係を築くことができ、とても感謝しております。小規模事業者同士、助け合いでなんとか人材不足をカバーできました。

一番は時間不足!

clockそして、3ヶ月ほど休みのない状態が続き、その内1ヶ月は平睡眠時間が3~4時間、事務所に泊り込んで徹夜することも度々ありました。

20代の頃で体力もありましたが、さすがに体調がおかしくなってしまい、倒れるまでにはなりませんでしたが、30分おきにトイレに行きたくなるなど、気力はいくらあっても物理的な限界はやはりあるものだとこの時はじめて実感しました。

徹夜しているときに、目を開けていられないのです。作業中に椅子に座ったまま、気がついたら数分間眠っていたという事が続きました。


「・・・・・。」(ガタンッと椅子から転がり落ちてそのままの状態。)

パートナー
「キャッ!大丈夫ですか?どうしたんですか!?」


「・・・(遠くで声が聞こえるような・・・。)」

パートナー
「うわっ!どうしよう。」(私を揺さぶる)


「(目が覚めて)・・・ああ、大丈夫、大丈夫よ。」

事務所のスタッフも私とパートナーの二人だけでしたので、慌てて登録メンバーの中から協力してくれる人を数名ピックアップし、総勢4名になっていましたが、徹夜していたのはいつも私とパートナーの二人でした。

このときほど一日の時間がもっとあれば、一日48時間だったらいいのにと思ったことはありません。

資金だけでなく、人材もギリギリ、そして、もっとギリギリで猶予がないのが時間でした。周囲の人間にも、着替えを事務所に持ってきてもらうなど協力してもらい、通常の倍ぐらいの仕事量をこなすことができましたが・・・。

体力に限界はあるけど、やる気と気迫で何とかなるということも実感できた、いい思い出です。今なら、もう絶対無理!と思ってしまいますが(笑)
14話に続く

片山 響子
起業で成功(個人事業ながらも開業2年目で年商1億円以上を達成、その後実務を経験したくなり、譲渡)と失敗(収益率の悪さに嫌気がさし閉鎖)を経験する。現在は自分の自由と、将来への計画に向けて、個人事業を営んでいる。