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キレイでユニークな女子ビジネス

「思いもかけない裏切り?その2」ゼロからの起業で年商1億(19)


~前回の続き~

現場マネージャーの思わぬ企み(?)を知らされ、代わりの人材を確保するために自社の登録メンバーの中からコンスタントに仕事をしてくれている何人かの女性に相談しました。

その中から、経験年数が長く責任感のあるメンバーが現地に数ヶ月間滞在してくれることになりました。後は問題の現場マネージャーと話をするだけです。

本音は言わない

若い女性たちを管理するマネージャーには、実務経験も必要ですが、それよりもコミュニケーション能力の方が重要です。平たく言うと上手く人を使う、いい気分で仕事をしてくれるように、各人の個性に合わせてなだめすかすような母性的な感性が必要なのです。

だから、同じ女性でありながら、コンパニオンたちと自分を切り離して考えられるような人でないと務まりません。


「色々と管理も大変だと思うけど、特に問題はない?」

現場マネージャー
「はい。問題なくやってます。」


「忙しくてあまり細かいところまで見ていられなくて申し訳ないけど、何か不満とか意見があれば率直に言ってもらったほうがいいので、遠慮なく言ってね。」

現場マネージャー
「いえ、特にありません。」


「特に今回は長期の滞在で、体調とかも大丈夫かしら?最後まで続けられそう?もし無理しているのだったら言ってね。」

現場マネージャー
「はい。・・・大丈夫です。」


「休みの希望とかあれば、長期の休暇も取れるわよ。大丈夫?」

現場マネージャー
「いえ、大丈夫です。もう半分過ぎましたし。休みも問題ありません。」


「ところで、ひとりだと管理が大変でしょうから、もうひとり現場マネージャーを入れるわね。うちで長く仕事をしているベテランのメンバーだから、あなたもラクになると思うわ。」

「え・・・。あ、そうですか。分かりました。」

私との話はこんな感じで終わり、何一つ意見や不満は出てきませんでした。急に私が話があると言ったので、彼女自身自分のしてきたことが私に知られているのだと分かったのでしょうが。

結局、彼女が最後まで続けられるというので、こちらから辞めてもらう訳にもいかず、追加で現場マネージャーを入れることにしました。

単なる愚痴の延長?

heartその後、新たに入れたマネージャーから逐一報告を聞くにつれて、問題のマネージャーが何を思って皆を扇動するようなことをしたのかが分かってきました。

最初はやる気満々で行ったものの、長期に渡る見知らぬ土地でのひとりでの滞在、コンパニオンたちは皆現地在住で仲良しの環境。疎外感と孤独感を何とかしようと、コンパニオンたちとの共通の話題になる事務所のことを取り上げ、悪く言うことで、皆との共通の敵を作り上げ連帯感を味わいたかったようです。

私も独立前は出張の仕事も多く、ひとりで長期に渡るものも何度も経験しています。彼女の心情も分かりますが、自分の私情を仕事に持ち込むのはお門違いです。

彼女は見た目的には、しっかりしたあまり女性っぽくないタイプの人でしたが、内面は正反対の仕事を仕事として割り切れない女性特有の部分が強い人だったのでしょう。

かくいう私も、孤独には弱く根性なしだと自己嫌悪によく陥りますが、最近は「おひとり様」という言葉もあり、自然体でひとりでも人生をノビノビと謳歌している女性が多いような気がしますが、皆さんはいかがでしょうか?(20話に続く

片山 響子
起業で成功(個人事業ながらも開業2年目で年商1億円以上を達成、その後実務を経験したくなり、譲渡)と失敗(収益率の悪さに嫌気がさし閉鎖)を経験する。現在は自分の自由と、将来への計画に向けて、個人事業を営んでいる。