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キレイでユニークな女子ビジネス

『営業電話で一人泣き」ゼロからの起業で年商1億(2)


「営業奮闘記その1」


思い切って独立したものの、これといった仕事の当てはなく、一から営業しなければなりません。それまで所属していた企業で、マネージメント業務や営業もしていたので、どのようにクライアントを開拓していけばいいのかある程度は分かっていましたが、当初は試行錯誤しながら恥をかいたり、失敗したりしました。

事務所でひとり泣いていた日々

最低限の什器や備品を揃えた後、まずは人材を確保しなければならなかったので、求人誌に募集を出し面接、採用、教育業務を行いながら、営業を始めました。
もちろん知り合いには話をし、人や企業を紹介してもらったりしましたが、すぐに仕事に結びつくようなことはなく、ひとり事務所でポツンと過ごすような日々もありました。

2話最初の頃は、イベントや展示会の出展者リストに基づき、毎日のように飛び込みの電話営業をよくしていました。話を聞いてくれる所もありましたが、なかなかアポイントまでこぎつけることはできません。無碍な対応をされることも多く、ある時「あんた誰!?うちはいつも決まったところを使うから必要ないよ!全く、忙しいのに何言ってんだ!」のように言われ、ひとり泣き出してしまうこともありました。

そんな時に、たまたま何年も営業の仕事をしている友人がタイミングよく(?)事務所に訪れ、私がメソメソしているのを見て、事情を話したら思いっきり大笑いされました。

友人: 「どうしたの?」

私  : 「電話で営業してるんだけど、相手にされないし冷たくされるし、
さっきも~~で、悲しくなってくる・・・。」

友人: 「アハハハハッ!」

私  : 「!?」(何で笑うの?悲しいのに。)

友人: 「そんなことで泣いてどうすんの?相手にされないのは当たり前よ!
電話に出てくれるだけましよ。」

2話そして、友人の営業の数々の酷い話を聞きました。一番ビックリしたのは、営業に行って名刺を出して挨拶したら、目の前でその名刺をクシャクシャに握りつぶされたというエピソードでした。

その逞しい友人と話しているうちに、メソメソしていた自分が馬鹿馬鹿しくなり、ダメで当たり前なのだと気を取り直しその後も営業を続けることができました。その時の友人には未だにそのときの事を言われ、笑い話になっています。

手応えが感じられるように

電話での営業も数を重ね慣れてくると、段々と相手の反応に合わせて話し方を変えたり、要領よくアピールできるようになってきました。相変わらず、全く相手にされないこともありましたが、前述の経験からいちいちそんなことでめげるのを止め、ダメならハイ、次!と気持ちを切り替え、とにかく営業できるところには全て電話しようと続けました。

そうしているうちに、アポイントが取れなくてもこちらの話を聞いてもらえることが増えていき、自分でも、何とかなるのではないかと思えてきたのでした。

そして、飛び込みの営業を始めてから1ヶ月ほど経った頃、ようやくアポイントを取ることができたのです。
2話-3
事業が軌道に乗り出してからの状態や、現在の私を知っている人からすれば、私の最初の頃の姿は想像もできないようです。自分でやりたくて決心してやる気満々で始めても、やはり心細くて不安で、ちょっとのことでよく落ち込んだりしていたのです。

現在、独立や起業の事で悩んでいる人も、まず、最初の一歩を踏み出すのが大事ではないでしょうか。。(第3話へ続く)
 
片山 響子
起業で成功(個人事業ながらも開業2年目で年商1億円以上を達成、その後実務を経験したくなり、譲渡)と失敗(収益率の悪さに嫌気がさし閉鎖)を経験する。現在は自分の自由と、将来への計画に向けて、個人事業を営んでいる。