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キレイでユニークな女子ビジネス

「仕事とお金が全て?」ゼロからの起業で年商1億(21)


休暇のはずが・・・。

独立当初は、資金面も乏しく事務所を維持するのに精一杯で、とにかく仕事を取らなくては、増やさなくてはと奔走し、そして、仕事が急激に増大しはじめたので、今度はそれに追われて休む間もなく無我夢中でこなしていきました。

そんな中で、もう限界かというぐらいの大きな波を乗り越えられそうな目処が立ったときに、一週間程度の休みを取りました。

長期間休みがなく旅行に行きたいとかねがね思っていたので、張り切って行ったのはいいのですが、一週間の休みが二週間になってしまう事態になりました。

疲れが溜まっていたのに、久しぶりの休みでこれを逃したらできないのかと思うくらいに、旅先でテニスやゴルフなどの予定を一杯に詰め込み、ついに旅行の後半で熱が出だし、帰宅後寝込んでしまったのです。事務所に連絡を入れると・・・。


「ごめんね。熱が下がったらすぐに出勤するから、それまでお願い。」

パートナー
「こっちは大丈夫ですけど、せっかくの休みだったのに具合が悪くなるってホントに大丈夫ですか?」


「うん。嬉しくてつい無理したみたいで・・・。」

パートナー
「アハハ。○○(私)さんらしいですね~。昨日もクライアントから連絡があって、社長は?って聞かれたから、熱を出して休んでますって言ったら、えーっ!?鬼のかく乱か?って言ってましたよ。お大事にとは言ってましたけど。(クスクス笑っている)」


「・・・。」

得意先のクライアントからそんな言葉が出るほどコワいと思われているのもどうなの?と気になりましたが、病院に行き点滴を受けて、その後しばらくして熱は下がり、また忙しい日々に戻っていきました。

自分の目指すところは?

money仕事に忙殺され時間に余裕のない日々を送っていると、自分のことについてあれやこれや考える暇もなく、あっという間に時が過ぎてしまいます。久しぶりの休みで気が緩んだせいもあり体調を壊したのでしょうが、前回も触れましたが、ふと自分の目指している方向性について考えるようになりました。

「このまま続けてどこに行こうとしているのだろう。これでいいの?」

時間に少し余裕ができたこともあり、これからのことについて考え出しました。この時、自分の中で相反する二つの考えが浮かんできたのです。

「せっかくここまで頑張って売上を伸ばし、良い取引先もできたのだから、もっと事業を拡大していけばいいんじゃない?充分に採算取れているし、このまま続けた方がいいよ。」

「このままだと、自分はもう現場の仕事はできなくなってしまうんだろうな。経営者としてやっていくのもいいけど、それはいつでも出来ることじゃないの?人を管理する立場に徹するのでいいの?」

そして、事務所を辞める方向へ動き出すことになるのですが・・・。(続く)

片山 響子
起業で成功(個人事業ながらも開業2年目で年商1億円以上を達成、その後実務を経験したくなり、譲渡)と失敗(収益率の悪さに嫌気がさし閉鎖)を経験する。現在は自分の自由と、将来への計画に向けて、個人事業を営んでいる。