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キレイでユニークな女子ビジネス

「友達付き合いと仕事の両立」ゼロからの起業で年商1億(7)


「仕事と友情の両立は難しい?」

得意先企業もでき、仕事も空白の期間がない程度に受注できるようになっていきましたが、仕事が増えていくと同時に、人材の確保にいつも頭を悩ませていました。そんな中、仕事と友達について考えさせられることがありました。

友情が壊れる?

仕事を拡大していくためには、登録メンバーの充実が大きな課題だったので、求人の募集広告を定期的に出稿するのと同時に、友人や知人にもよく相談していました。ある時、どうしてもメンバーが足りないので、学生時代からの友人に相談したのですが・・・。


「急ぎで人が必要なんだけど、知り合いに誰かいない?」

友人
「うーん。いないことはないけど、難しいかも・・・。」


「どうして?(仕事内容の説明をして)無理かな?」

友人
「一応聞いてみてもいいけど、そんな急に言われても。」


「時間がないし、仕事だから頼むよ~。」

友人
「うん・・・。仕事になるといつも人が変わるね。」

businessstory「彼女に仕事でお願いをしたのは初めてでしたが、結局、この友人からの協力は全くありませんでした。彼女は大学生の時に知り合った友達で、私が独立前に所属していた企業に、彼女を紹介したこともあります。そこで博覧会のコンパニオンやキャンペーンガールの仕事はしていましたが、私とは仕事に対するスタンスが違うのは感じていました。そしてこの時に、プライベートの付き合いと仕事を両立させるのは、女性の場合特に難しいのだと改めて実感したわけです。

過去にも実例を見たことがあるのですが、ナレーター時代に、いつもどこに行くのにも一緒という大の仲良しの二人が居ました。皆の間でも有名だったのですが、ある時から仕事の現場で一緒になっても口も利かなくなってしまったのです。

一体どうしたの?と聞いてみると、どうやら一人の方が違う世界の仕事に幅を広げ忙しくなったのが原因のようでした。もう一人からすると、自分の知らない世界でも仕事を始めた友人に嫌悪感を覚え、お互いに付き合うのを止めてしまったようです。

仕事とは?

私は、ナレーターの仕事をしたときに徹底的なプロ意識というものを覚えました。プロは100%できて当たり前、120%位の結果を出してはじめて評価されるものだということです。

仕事にはかなりのエネルギーを使って取り組むので、プライベートしか知らない人からはビックリされるのでしょう。また、仕事とは文字通り「仕える事」だと思っていますので、そこに自分の私的な感情や都合云々を優先していたのでは上手くいきません。

友人にも厳しいことを言わなければならない時もあり、友人だからと気遣っていては仕事を完遂するのに邪魔になってしまいます。

仕事に生きがいを感じていた私は、同じような価値観の人との付き合いは広がりましたが、そうでない友人とはやはり疎遠になっていきました。寂しいと感じられるかもしれませんが、人は長く同じところに留まっていることはできないものです。これも仕方のないことだったのでしょう。(第8話に続く)

片山 響子
起業で成功(個人事業ながらも開業2年目で年商1億円以上を達成、その後実務を経験したくなり、譲渡)と失敗(収益率の悪さに嫌気がさし閉鎖)を経験する。現在は自分の自由と、将来への計画に向けて、個人事業を営んでいる。