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キレイでユニークな女子ビジネス

「ウソも方便」ゼロからの起業で年商1億(9)


「会社を乗っ取られる?その2」

疑問を持ちながらも、仕事は欲しいのでありもしない話しに振り回され、ムダに労力を使ってしまったわけですが、この話にはまだ続きがあります。

パートナーに取り入るのがダメだと分かると、今度はあろうことか私に直接話をしてきました。

ウソも方便

「違う仕事の話があるのですが、一緒に事業をやりませんか?話がしたいので会ってもらえませんか?。」

と私に連絡がありました。私もパートナーも呆れて物が言えませんでしたが、このままではいつまでも電話がかかってくるので何とかしなければなりません。

私は相手に会うことにしました。相手は、以前に一緒に食事をしたときに連れて来ていた友人と二人でした。

相手
「先日はどうも失礼しました。今度別件で違う仕事があり、依頼したいと思ってるのですが、どうでしょう?」


「はい。仕事内容によりますね。先日のようなことがあると困りますし、本来ならキャンセル料をいただくことになりますので。」

相手
「今度の仕事はかなり規模が大きいので、一緒に事業としてやりませんか?その方がいいと思います。」


「・・・実は、私の会社はオーナーがついておりまして私の一存では一緒に仕事をしていいかどうかなど決めることはできません。」

相手
「え!?オーナーがいるんですか?」


「ええ。表立っては言っておりませんが、スポンサーともいえるオーナーがおります。私が勝手にそんなことをしたら恐い人ですし、私もどうなるか・・・。」

相手
「・・・。」

俗に言う、これが女だから舐められたということでしょう。本当ならこんなウソはつきたくありませんが、一番手っ取り早く相手を退散させるには、女だからと舐めているのを逆手に取ってやることです。

若い女性が二人だけでやっていることに安心していたようなので、わざとお芝居をしてみました。それ以来、電話がかかってくることはピタッとなくなりました。ウソも方便ですね。

彼らの目的

イベントのナレーターやコンパニオンという職業柄、見た目だけの華やかさに惹かれ勘違いする男性がよくいました。

知らない人から見れば華やかでラクでいい仕事と思われがちな職業ですが、実態は全然違うのです。私が経験し、知っているイベントのナレーターやコンパニオンは、肉体的にも精神的にもかなりハードで過酷な労働です。

彼らも、イベントコンパニオンという職業の人種に非常に興味を持ち、私が個人で事業を行っているのを見て、自分達でも簡単にできて儲かるのではないかと考え、そのためにパートナーに取り入り、できれば私の会社ごと、乗っ取れればと企んでいたようです。

9

あまりに馬鹿馬鹿しい話で今でも思い出すと不愉快な気分になりますが、その頃仕事が欲しいあまりに、そんな人達を少しでも相手にしてしまった自分が情けなくもあります。

後にパートナーが、変な人に関わってしまって申し訳ないと言っていましたが、このような男性は、営業したのがパートナーでなくても若い女性ならきっと同じようなことを考えたのでしょう。そして、そういう時につけこまれる甘さがあった自分を痛感させられました。(10話に続く


片山 響子
起業で成功(個人事業ながらも開業2年目で年商1億円以上を達成、その後実務を経験したくなり、譲渡)と失敗(収益率の悪さに嫌気がさし閉鎖)を経験する。現在は自分の自由と、将来への計画に向けて、個人事業を営んでいる。